そもそもRPAとは?
近年、IT業界で注目されているRPA(アールピーエー)。
その正式名称はロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation)であり、デジタル技術を用いた業務改善や創出のDX(デジタルトランスフォーメーション:Digital Transformation)を実現するための技術の1つです。
簡単に言えば、RPAを使う事で、これまで人間が手作業でパソコンで作業していた事が、プログラミングを組んでボタンひとつで取り組めるようになります。
プログラミングやIT化は従来からありましたが、このRPAの特徴的なのは、普段画面で私達が操作している事が、RPAによってそのまま操作されて実行されるという点です。
つまり、エクセルのVBAマクロのように、エクセル内でしかできないかった事が、エクセルを操作して、ファイルを保存し、そのファイルをブラウザでアップロードするような作業がRPAによって実現可能です。
手軽に試せるブラウザRPA「UI.Vision RPA」
RPAと言っても、今で無償のものから有償のものまで多数あります。
気軽に試すにはブラウザのエクステンションで実現可能な「UI.Vision RPA」がオススメです。
基本的には、このRPAではブラウザ内だけの操作になりますが、もし普段ウェブサイトから情報の収集など、定期的な業務や作業をしていれば、これにより自動化できるかもしれません。
「UI.Vision RPA」のインストール
chromeウェブストアより、「UI.Vision RPAのエクステンションを追加します。
「UI.Vision RPA」を起動
ブラウザにエクステンションが追加されるので、右上のエクステンションボタンをクリックすると「UI.Vision RPA」のウインドウが表示されます。
そこに左の「+Macro」を押すことで、プログラムを書けます。
ただプログラムといっても、JSONで設定を書くだけで、別にJSONで書かなくても、そのままGUI上で命令を選んで記入する事で、JSONに変換してくれます。
気軽に出来ると言いましたが、この記述が案外クセがあって難しいく、またブラウザ操作ではXpathの理解がないと余計難しいので、非プログラマー向けではないかもしれません。
また日本語の情報もほとんどなく、英語でもそれほど多くの情報がないので、公式マニュアルとかと格闘する羽目にはなるでしょうが、ある程度使いこなせると便利です。
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